研究について
患者さん・一般の方へ
About
はじめに
このホームページをご覧になっている方の中には、
お子さんが自費スクリーニング検査で
「先天性サイトメガロウイルス感染症
かもしれない」と言われたり、
すでに診断を受けて不安な思いを抱えている方も
いらっしゃるかもしれません。
私たちは、20年以上前から多くの
先天性サイトメガロウイルス感染症の患者さんを診てきました。
初めは不安や戸惑いの中で、
ご自身を責めて涙を流されるお母さんたちも、
やがて笑顔で外来に訪れてくださるようになります。
たとえ何らかの症状があったとしても、
十分な愛情を受けて育ったお子さんは健やかに成長し、
きっと素敵な笑顔を見せてくれます。
私たちはその成長を見守りながら、
より効果的な治療法の確立と、
将来の予防法の開発を目指して研究を続けています。
Q&A
先天性サイトメガロウイルス感染症とは
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Q
サイトメガロウイルスとはどのようなウイルスですか?
Aはじめて名前を聞く方も多いかもしれませんが、実は日本人の大人の約7割が既に1回は感染している、めずらしくないウイルスです。
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Q
多くの人が感染しているのに、
なぜあまり知られていないのですか?Aほとんどの方がこのウイルスに感染しても症状に気づかないためです。
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Q
このウイルスにはどのような特徴がありますか?
A一度感染すると、体の中で休んでいる(潜伏感染といいます)のが特徴です。
しかし、がんや移植などの治療で免疫が弱くなると、体の中で再び活動をはじめ
(再活性化といいます)、症状が出てくることがあります。 -
Q
妊娠中に感染するとどうなりますか?
A妊婦さんがこのウイルスに感染したり、再活性化を起こしたりすると、赤ちゃんに影響が出ることがあります(先天性サイトメガロウイルス感染症といいます)。
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Q
赤ちゃんの感染はどのように診断しますか?
A赤ちゃんの尿を用いて、PCR法でサイトメガロウイルスがいるかどうかを調べることで診断ができます。以前は診断方法がありませんでしたが、現在はこのような方法で診断可能です。
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Q
赤ちゃんが感染していた場合、治療法はありますか?
Aはい、2023年から治療ができるようになりました。症状のある赤ちゃんには、抗ウイルス薬の内服を6か月行うことで、聴力低下の進行を防ぐことが期待できます。
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Q
生まれた時に症状がなさそうな場合でも、検査を受けるべきですか?
Aはい。生まれた時に診断できるお子さんは多くなく、症状が無い(無症候)場合も多いです。しかし、無症状でも自費スクリーニングを受けて陽性と判定された場合は、ぜひ精密検査を受けてください。精密検査で症状があることがわかり、治療につながることが多いためです。
Medical Consultation
精密検査やその後の通院を
お考えの方へ
無症候性先天性サイトメガロウイルス感染症及び観察研究について案内しているパンフレットを作成しました
生まれたとき無症状の先天性サイトメガロウイルス感染症のお子さんは、どのような経過をたどるのでしょうか?また、お子さんと保護者さんが困らないように、医療機関は何ができるのでしょうか?
名古屋大学医学部附属病院と、共同研究に参加している医療機関では、MRI検査や発達検査を含む長期的な経過観察(研究)を行っています。
お子さんが最初に受けるべき精密検査や就学前まで定期的に成長を確認するスケジュール、具体的なサポート内容をパンフレットにまとめていますので研究参加の可否問わずご一読ください。